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突然の電話①

その日は、福島県に出張鑑定でした。

1組目の相談を終えた時に、私の携帯電話

がなりました。

「もしもし、律院ですが先生ですか?」

一瞬、耳を疑いながらも、、

「あの、、、北嶺大行満阿闍梨様の

いらっしゃる、律院ですか?」

「はい、私は執事の者です。先生のところに

ご挨拶に行きたいのですが、ご予定の方は

如何でしょうか?」

との問い掛けに、、

「いえいえ、とんでもございません。

私の方こそ、一度ご挨拶にお伺いしようと

思っておりましたが、敷居が高いと思って

中々機会がございませんでした。」

「阿闍梨様も、是非との事ですので

近々お立ち寄りください。」

「有難う御座います。では、改めてご連絡

致します、、、」

思わず、これはヤバイ事になるなぁ、、

大阿闍梨様もカンカンに怒ってらっしゃると

その時は、思っておりました。

と言うのも、和順庵に相談される方々が年々

増えるにつれ、加持祈祷が間に合わなくなって

きました。

当道場で護摩供養を行じるのは、一月に1回で

自宅を改装した程度の小さな道場です。

その事もあって、律院さんと言う素晴らしい

お寺が有るので、そちらで護摩供養を受けて

下さいと、案内していました。

本来なら、律院に電話を入れるべきところ

ですが、何処の馬の骨ともわからない者が

言ったところで相手にされないと思い、連絡

しませんでした。

律院は、比叡山延暦寺里坊の中で超が付く

ほど由緒あるお寺で、皇室、政財界、角界、芸能

スポーツ界からも篤い信仰を集めております。

ましてや密教道場としては、荒行千日回峰を

満行された叡南俊照大阿闍梨様が毎日

護摩供養を厳修されておられるのです。

そんな方に呼び出しをされるとは、、、

和順庵は、お寺でもなく私設修行道場です。

護摩供養や加持祈祷をうたって良からぬ事を

やっていると思われたのかも知れません。

師匠や兄弟子からも電話が有るだろうなぁ、、

天台宗を還俗(退職)させられるだろうなぁ、、

その時、今日迄の事が走馬灯の様に頭には

浮んでは消え、、何度も繰り返えされました。

次回続く

東北新幹線車中にて
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