癒しの里 和じゅん
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日大アメフト選手による危険タックルは

今や社会問題になるほど大きな影響を

与えています。

当事者双方は勿論のこと、日大生や卒業生

までもが、落胆と悲しい気持ちになって

おられることと思います。

私も、名門天理大学柔道部に在籍の頃は

先輩と後輩の縦社会は、あったものの

監督、コーチは選手の親代りであり

兄貴分的な存在でした。

3回生の全日本学生柔道優勝大会団体戦

では、準決勝で優勝候補の日大とあたり

僅差で敗れました。

日大は、重量級優勝の村上選手を筆頭に

穴の無い布陣で臨んでおりました。

試合当日の朝、選手皆んなを集めて

当時監督であった古賀先生は

『白井先輩、村上とやってもらえますか?

アンタぐらいしか、おらんばい。』

と、笑みを浮かべて言われました。

そのとき、周りの雰囲気が緊張から解放さ

れ、笑いが生じました。

私は、村上選手とは、1敗1分の戦績で学部内

で唯一彼と試合経験がありました。

当時は、誰がやっても彼を負かすどころか

引分けも難しい程、日本を代表する

選手でした。

監督は

『アンタやったら決して引けを取ら

ん。負けると思ったら負けぞ、、』

と言われた事で、闘志が奮い立ちました。

結局彼との試合は引分けましたが、不思議と

緊張もなく、堂々と試合する事が出来まし

た。

その一年後、4回生になった私は準決勝で

またも日大とあたりましたが、雪辱を果たし

決勝では、東海大を破り5年ぶりの優勝を

致しました。

その瞬間、監督やコーチ、選手は肩を抱き合

い皆が涙を流していました。

当時を思い返せば、監督から叱責を受けたり

無理難題を押し付けられた事は、一度も

ございませんでした。

むしろ、監督から言われた事が励みになって

監督やチームの為に頑張ろという気持ちが

強かったと思います。

問題を起こした日大アメフト選手は

監督は神様の存在であり、将来の指針までを

掌握し、選手の誰もが恐れている存在。

コーチは監督の顔色を伺いながら、態度を

豹変させる。

監督に睨まれた選手は、まさに地獄の世界に

落ちた様な本当に辛い立場だったと思いま

す。

大学生といっても、朝から晩までアメフト

漬けで、周りが見えない環境の中で、監督

コーチによるマインドコントロールの様な

仕打ちは、私が当事者だったら同じ様な

事をしていたかも知れません。

彼も日本を代表する選手であればあるほど

責任感が強いと思われます。

この悲劇を二度と起こらない様、周りの

関係者やその組織団体は早急に働きかけをし

て頂きたい。

これは、アメフト界だけでなく、色んな立場

状況において、あり得る事です。

私達は、いつ同じ立場に立たされるかも

しれないとの認識をもち、他人事として

済ませてはならない問題です。

現在、監督やコーチ陣、日大広報も

納得のいく説明がなされておりませんが

大学とは、生徒の人格、社会へのサポート

を担うところである事を認識すべきです。

保身の為は、自らの立場を窮地に追い込み

ます。

自分の事よりも生徒の生命を守る事に

徹して頂きたいと思います。

それが先生と言われる人です。

法人とはいえ、会社やサラリーマンでは

ないのです。

学校は、社会や人間としての教師となる存在

でなければなりません。

朝勤行を終えて(東光寺)