癒しの里 和じゅん
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アングリマーラが托鉢に出て

70日が過ぎた頃、街はあの残酷な

出来事が遠い過去にあったかの様に

以前の落ち着きを取り戻していました。

被害にあった家族や親族も、アングリ

マーラに対して投石や暴力を振るわなく

なりました。

それは、アングリマーラのひた向きな

努力と、仏教に向き合う姿勢が次第に

民衆の心に響いたのだとおもいます。

以前、あるコラムでオウム真理教が

起こしたサリン事件で、奥様を亡くされ

た男性が、オウム信者の事を許す気持ち

なり、残党幹部や信者の謝罪を受け入れ

たとありました。

肉親を殺された悲しみは癒えるものでは

ないですが、いつまでも悲しみの世界で

留まる事のできないのが人間社会です。

環境は、1日1日変化する中で、自分だけが

時間の針を止める訳にはいきません。

人間は、どんなに苦しく悲しい世界に

落ちようとも、前に進まなければならない

世界である事を認識しなければなりません。

このコラムの被害者は、まさにお釈迦様の

教えを実践されたのだと、私は思っており

ます。

その後アングリマーラは、お釈迦様の教えを

実践し、悟りを開かれたと伝え聞きます。

謝罪には、やり方やタイミングもあるかと

思いますが、マスコミに踊らされる事なく

誠意を持って対応すれば、自然に時が解決

してくれるはずです。

アングリマーラの様に包み隠さず、自分を

さらけ出す姿勢が、人の心に響くものが必ず

あります。

合掌

東京国際フォーラムにて